友人の友人の声優を副業としている人に話を聞いてみました。その声優さんは最近では韓流ドラマに吹き替えとして出演されていて、過去にもアニメに何作か出演経験のある女性の方です。
Q:仕事のオファーはどうやってくるのか
ブログ主:仕事のオファーはどうやってくるのですか?
声優さん:オーディションを受けて入った所属事務所から1週間前に仕事のオファーをいただきました。最近では韓流ドラマの吹き替えです。だいたい週中までの火・水曜日までにオファーが来て週末に仕事をすることが多いです。よっぽど切羽詰まっている時は2日前に話をいただいたことがありますした。制作会社から指名される事もありますが、ほとんどは事務所からお話しをいただいています。
ブログ主:週末をメインに声優の仕事をしていると言っていましたが、普段は何かやられているのでしょうか?
声優さん:普段はコールセンターで働いています。ある程度、時間に融通の利く職場でないと、突発的に仕事が入る時もあるので、そういう職場でないと厳しいです。
ブログ主:なるほど、普段の仕事と声優の仕事を両立しているのですね。大変ではないですか
声優さん:韓流ドラマの吹き替えが決まったときは、3ヶ月間、まったく休みがありませんでした。体力的にもかなり厳しかったです。
ブログ主:3ヶ月間も、大変でしたね。声優の仕事をやめようと思ったことはありますか?
声優さん:大変ですし、現場の監督やディレクター、スタッフさんから、かなり難しいリクエストをされることもありますが、私の『夢』ですので、やめようと思ったことはありません。チャレンジ精神でこれまで乗り切ってきました。
ブログ主:これまでで、どんな難しいリクエストをされましたか?
声優さん:以前にも吹き替えの仕事をさせてもらった現場で、何回か老婆の役をやったことがありましたが、これまでとは違うパターンでお願いしますと言われて、ほぼ同じリクエストで違うパターンの老婆の役を演じるにはどうすれば?と思いましたが、他の映画やドラマを研究しつつ、役の個性を出せるよう努力した所乗り切ることができましたね。
ブログ主:なるほど。。。
・どういったやり方で吹き替えをやっているのか
ブログ主:吹き替えの仕事が決まった時は、どういう風に本番に向けて準備しているのですか?
声優さん:本番前にあらかじめ提供された、映像を確認した後に、役作りに入ります。セリフの秒数が決められているので、それを意識しつつ、役作りをしています。自宅で練習はしていますが、『助けて~!』とか『どういうこと?』とかいうセリフを大声でいうと勘違いされることがあったので、口にタオルを当ててやっています。実家暮らしのなので、父親の目を気にしつつやっています。時にはカラオケボックスで練習してますが、防音が完璧ではないので、歌を歌わず大声でセイフを言っているとガラスドアから通りながらなんだろうと、覗かれます(笑)
以下、後半へ続きます。
・一人で何役かをこなさなければならない
ブログ主:一人で何役もやっているのですね。
声優さん:一人一人に単価が